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カメムシに殺虫剤が効かないのはなぜ?その理由と即死スプレーも解説!

カメムシに殺虫剤が効かないのはなぜ カメムシ

カメムシに殺虫剤をかけたけどなかなか効かないなーと思いますよね。本記事では、カメムシが殺虫剤が効かない理由や即死させる殺虫剤など詳しく解説していきます。

適切な成分を含んだ殺虫剤を使用すれば、カメムシを即死させることが可能です。

この記事を書いた人
害虫研究博士masa

害虫に関する知識を伝えるために登場するキャラ。疑問点は、とことん突き詰めるタイプ。

カメムシに殺虫剤が効かない理由

カメムシに殺虫剤が効かないと感じることは多くの人にとって悩みの種です。

主な理由は、カメムシの体表面が硬い外殻で覆われているためです。この外殻が殺虫成分の浸透を妨げ、一般的な殺虫剤では十分な効果が得られないことがあります。

また、カメムシは刺激を受けると防御反応として悪臭を放つことがあり、これが駆除を難しくしている原因の一つです。

カメムシが防御反応として悪臭を発すること自体が、殺虫剤の効果を直接的に下げるわけではありません。ですが、悪臭を発する瞬間にカメムシが活発に動き回るため、殺虫剤が効く前に逃げてしまう可能性があります。これは、殺虫剤の効果を実感しにくい一因です。また、カメムシは殺虫剤の刺激により、他の場所に移動してしまうことがあり、そのため駆除がさらに困難になる場合があります。

したがって、悪臭を発することで殺虫剤の浸透や効き目自体が悪くなるわけではありませんが、カメムシの動きや防御反応が、駆除を一時的に妨げる要因となることがあります。このため、カメムシ駆除には速効性のある殺虫剤や、即死効果を持つ製品を選ぶことが推奨されます。

例えば、KINCHOの水性キンチョールジェットのような即効性スプレータイプは、直接カメムシに吹きかけることで効果を発揮しますが、完全に駆除するのが難しい場合があります。そのため、カメムシの特性に合った成分や対策を選ぶことが重要です。

KINCHOの水性キンチョールジェットは、蚊やハエを退治するのに特化してるからねー。

カメムシは殺虫剤で死ぬ?

カメムシに殺虫剤が効くかどうか疑問に思う方も多いでしょう。

結論から言うと、カメムシは殺虫剤で死にますもっと言えば、強力な殺虫剤を使えばカメムシは即死します。

カメムシに殺虫剤をかけてもいい?

カメムシに殺虫剤をかけることは問題ありませんが、注意点があります。

昆虫の神経系に作用して駆除効果を発揮ピレスロイド系の殺虫剤を直接吹きかけると、カメムシは即死する場合もあります。しかしその際に悪臭を発する可能性があるため、窓を開けて風通しをよくしておきましょう。

カメムシに効果的な殺虫成分(即死させる殺虫剤の選び方)

カメムシを即死させる殺虫剤の選び方

カメムシに効きやすい殺虫剤には、特定の有効成分が含まれています。ここでは、効果的な成分について詳しく解説します。

モンフルオロトリン

モンフルオロトリンは、ピレスロイド系の合成化合物であり、昆虫の神経系を麻痺させて駆除します。カメムシに対しても効果を発揮しますが、市販製品では単独で使用されることは少なく、他の成分と組み合わせて使われることが多いです。

フェンプロパトリン

フェンプロパトリンもピレスロイド系で、接触毒と食毒の両方で昆虫に作用します。カメムシに対して直接吹きかけることで即効性が期待できますが、悪臭を伴う防御反応を引き起こす場合がありますので、屋外での使用や換気を行いながら使うことが推奨されます。

イミプロトリン

イミプロトリンはピレスロイド系の中でも速効性に優れており、カメムシを含む多くの害虫に対して瞬時に効果を発揮します。カメムシに直接スプレーすれば、短時間で駆除できるのが特徴です。ただし、カメムシが防御反応として悪臭を発するため、屋外での使用が適しています。

殺虫剤に、これらのいずれかの成分が記載されてるか確認してね。

一撃でコロリ!カメムシ即死の殺虫剤

以下に、カメムシに効果的な成分を含むおすすめの殺虫剤を紹介します。

イカリ消毒のカメムシ駆除剤

この製品はモンフルオロトリンとフェンプロパトリンを含み、カメムシに強力に作用します。多くのレビューでも「一撃でコロリ!」など高評価を得ており、即効性があり、カメムシの駆除に最適です。


アース製薬 ゴキジェットプロ

アースゴキジェット
撮影 : 不快害虫ゼロを目指す暮らし

イミプロトリンを含むゴキジェットプロは、カメムシにも効果的です。非常に強力な即効性があり、家に侵入したカメムシを迅速に駆除するために便利です。即死とはいえないですが、だいたい数秒でお亡くなりになります。


住友化学園芸 カメムシ退治スプレー

カメムシ退治
撮影 : 不快害虫ゼロを目指す暮らし

この製品は、モンフルオロトリンとシラフルオフェンを有効成分として含み、カメムシの成虫だけでなく、卵や幼虫の繁殖も防ぐ効果があります。シラフルオフェンは成長抑制剤であり、カメムシの長期的な駆除に役立ちます。

ラベルに「速殺!」という文字がありますし、レビューも評価高くみんな使ってます。


カメムシ駆除のための防御反応対策

カメムシが悪臭を発することを避けるための対策として、以下の方法も有効です。

  1. 忌避剤の使用:カメムシが嫌う成分を含む忌避剤(シトロネラ、ハッカ油など)を窓際や玄関周辺にスプレーすることで、カメムシの侵入を防ぐことができます。
  2. 燻煙剤の使用:部屋全体に燻煙剤(バルサンなど)を使用して、カメムシが隠れている場所まで殺虫成分を行き渡らせる方法も効果的です。

まとめ:カメムシ殺虫剤のポイント

カメムシに殺虫剤が効かないと感じる原因は、その硬い外殻と防御反応によるものです。

モンフルオロトリンやイミプロトリンといった適切な有効成分を含む殺虫剤を使用すれば、効果的にどころか、一撃で即死させることが可能です。

加えて、侵入防止のための忌避剤や燻煙剤を組み合わせることで、カメムシの被害を最小限に抑えることができます。