ベランダや洗濯物につくカメムシは気持ち悪いですよね～！
唐辛子でカメムシ対策できないか？効果あるの？その理由と根拠を書いて、最後にデスソースでのカメムシ忌避効果も書いていきます♪
唐辛子の匂いはカメムシに効果的※注意あり
結論から言うと、唐辛子の匂いにはカメムシを寄せ付けない効果があります。カプサイシンの辛味成分がカメムシにとって刺激となり、匂いで寄り付かなくなることが知られています。
実際、唐辛子をベランダに吊るしたら洗濯物にカメムシがつかなくなったという事例もあります。農家では、唐辛子スプレーを使って対策するケースもあります。
ただし、唐辛子の種類によっては効果が薄くなるかもしれません。
例えば、カプサイシンの含有量が低い、甘長唐辛子、ハラペーニョ、青唐辛子は避けたほうが無難です。実際、これらの唐辛子は農家でカメムシ被害が出てるほどなので…。
できれば鷹の爪で対策したいところですね。
唐辛子とスコヴィル値(辛さの単位)
唐辛子の辛さは、カプサイシンの含有量に直接関係しています。一般的に、唐辛子が辛いほど、カプサイシンの含有量が高いとされています。
カプサイシンは辛さの元となる化合物であり、その量が多いほど辛味が強くなります。例えば、鷹の爪のような非常に辛い唐辛子は、カプサイシンの含有量が高いため、カメムシの忌避効果も強くなる可能性があります。
唐辛子の辛さはスコヴィル値という単位でわかります。参考までに、甘長唐辛子、ハラペーニョ、青唐辛子、鷹の爪のスコヴィル値の目安を記載しておきます。
- 甘長唐辛子：100～500スコヴィル。辛味がほとんどなく、甘い唐辛子です。
- ハラペーニョ：2,500～8,000スコヴィル。中程度の辛さでよく使われます。
- 青唐辛子：10,000～30,000スコヴィル。種類によりますが、比較的辛味が強いです。
- 鷹の爪：30,000～50,000スコヴィル。日本で一般的な乾燥唐辛子で、非常に辛い品種です。
スコヴィル値からしても鷹の爪が無難ですね。
デスソースが最強のカメムシ対策じゃね？
ちょっと前に、長男がいたずらで買ってきたデスソースがあるのを思い出しました。
「これ、カメムシにも効くんじゃね？」と思い、試してみることに。
デスソースはハバネロやゴーストペッパーなど、超高スコヴィル値の唐辛子を使っているため、理論上は最強のカメムシ対策になるはず。
ちなみに、デスソースにも種類があって、スコヴィル値が以下のとおりです。
- オリジナル・デスソース：
約35,000スコヴィル。比較的辛いが、まだ耐えられる範囲の辛さ。 - サドン・デスソース：
約100,000スコヴィル。オリジナルよりもさらに辛いが、ウルトラよりは低め。俺と息子は「ギャー！」となりました。 - インサン・デスソース：
約119,000スコヴィル。非常に強烈な辛さが特徴。「考えたくもないレベル」 - ウルトラ・デスソース：
約250,000スコヴィル。非常に強烈な辛さで、注意が必要。「気絶するかもね」
これらのスコヴィル値は製品によって多少異なる場合がありますが、全体的にデスソースは非常に辛い部類に入ります。
さて、長男が買ったのはサドン・デスソースで、スコヴィル値は約100,000。鷹の爪よりも2〜3倍強烈な辛さ。つまり、カメムシに対する効果もその分強力…のはずです。
デスソースを小さな蓋にいれて置いた！
デスソースを小さなペットボトルの蓋に入れてベランダに設置。長男が2〜3m離れた場所から「うぇっ！」と言い、私も鼻と口の奥がヒリヒリ。人間がこれだけ敏感なら、カメムシには効果があるに違いありません。
おまけに、嫁も逃げていきました。効果は抜群！（カメムシだけじゃなく、人間にも!?）。
ベランダに置くのやめてって言われました…ｗ
ちなみにですが、デスソースを蓋に入れてるとき、小さい虫が速攻逃げていきましたw
さて、こういった実験のときに限ってカメムシが寄ってこなく、もう少し日をみて様子を見る必要があります。が、やはり理論上、効果があると思います。
デスソースを水で薄めたりして、ベランダに置いておくのもいいかもしれません。匂いが強烈なので、カメムシはおろか、他の害虫も近づかないかもしれませんね。
まとめ
唐辛子はカメムシに対する有効な対策であり、特に鷹の爪がおすすめ。
ベランダに吊るしたり、唐辛子スプレーを使ったりするのが基本的な対策ですが、どうしても効かない場合はデスソースを試してみるのも一つの手です。
デスソース(サドン以上)ならさらに強力なカメムシ忌避効果が期待できます。ただし、強烈すぎて家族に迷惑をかけるかも!?
