しばらく人が住んでなかった家に入ってみると明らかにゴキブリの形跡があった。そこで、ロボット掃除機を遠隔操作やタイマーセットで動かし、定期的に光や動作などで、何かいるような気配をゴキブリに感じさせ、けん制し、寄せ付けないようにできないか?と思いますよね。
ロボット掃除機を使ってゴキブリの侵入や定着を防ぐというアイディアは面白くて良いと思います。
しかし、実際、ゴキブリに対しての効果はほとんどない考えられます。
以下の理由から、ゴキブリへの牽制は難しいかもしれません。
ゴキブリの行動特性
ゴキブリは暗くて狭い場所を好み、光や振動に対して回避行動を取りますが、一時的に身を隠すだけで再び戻ってくることが多いです。ロボット掃除機が動いても、その時間だけ隠れていれば問題ないため、長期的にストレスとなる可能性は低いです。
隠れ場所への対応不足
ゴキブリは壁の隙間や家具の裏、床下の隙間などに隠れます。ロボット掃除機が入れない場所も多いため、完全にゴキブリを追い出すことは難しいでしょう。これについては、人間が住んでる場合でも言えることです。
このように、ロボット掃除機だけではゴキブリを侵入を防ぐ対策にはなりません。ロボット掃除機が動いてる時間だけけん制できるといった感じです。
ゴキブリを防ぐためには、侵入口を塞ぐことや食料源や水分を減らすこと、そして、ブラックキャップなどの駆除エサをしかけておくのが効果的です。
おすすめの対策
- 侵入経路の封鎖:窓やドア、配管周りなどの侵入口を塞ぐことで侵入を防ぐ。
- 清掃と食料管理:食べかすや水分が残らないように定期的に掃除する。
- ゴキブリ駆除エサの設置:巣ごと壊滅させるために、ブラックキャップなどを設置する。
巣ごと壊滅させるゴキブリ用駆除エサ剤は、ダイソーにも売ってます。値段が安いので手軽に試せると思います。アース製薬とダイソーがコラボした感じなので、効果は期待できるでしょう。
まとめると、ロボット掃除機は床下や住居内の掃除を楽にするのには役立ちますが、ゴキブリ対策にはあまり意味がありません。ゴキブリ用駆除エサ剤などと組み合わせて起動させるのをおすすめします。